ホームページが検索で引っかからない原因5選とその対策は?

ホームページが検索で引っかからないのはなぜか?というお悩みで弊社にご相談される個人、また企業担当の方が数多くいらっしゃいます。公開して1ヶ月近く経つのに、サイト名で検索しても出てこないといったケースもあります。
ホームページ制作業者に依頼してデザイン性のよいページを作ってもらっても、それがGoogleでもYahoo!でも検索に全引っかからないサイトだと意味がありません。「ホームページが検索にヒットしないと商売にも支障が出てしまうし、いったいどうすればいいの?」と悲痛な思いでお問合せ頂くこともあります。
そんなとき、まずは今回の記事でお伝えする方法を試してみてください。いくつかのケースを除いては、今回の記事でお伝えする5つの原因と対策で検索に表示させることができるようになります。ぜひお試しください。
この記事の目次
原因1.公開して間もないためにクローラーが来ていない。
ホームページが検索にひっかからない原因の1つ目は、公開して間もないためにクローラーがサイトにやってきていないからというものです。
Web上に公開して間もないサイトは、Googleにまだその存在を認識されていません。作成したサイトや記事にGoogleの検索エンジンロボット(通称:クローラー)がやってきて初めて、その存在を知らせることができます。
このクローラはかなり気まぐれに世界中のホームページたちを訪問していますので、2,3日で自分のサイトにやってくることもあれば、1ヶ月以上やってこないこともあります。
このようにクローラーがやってくるまでは検索エンジンにはサイトが表示されることはありません。
じゃあただクローラーが向こうからやってくるのをただ待っていればいいのか?というと、それだけでは本当にいつになるかわかりませんから、ある方法を使って強制的に自分のホームページへクローラーを呼び込むことができます。
それがFetch as Google(フェッチ アズ グーグル)です。これはGoogleが提供しているGoogle Search Consoleという無料ツール内に標準搭載されている機能です。
2018年から新しくなった新Search Console内においては、そのFetch as Googleがなくなり、あらたにURL検査という項目が加わりました。
どちらも、まだ検索エンジンに認識されていないページにクローラーを呼び込むことができます。
これをすることで早ければ数分程度でインデックス(=検索エンジン上で表示されること)されるようになります。
新しいホームページ、新しい記事が表示されないという場合は、まず一度これを試してみてください。
※もし、やり方が良くわからないという場合は、お問合せください。
原因2.ドメインやサーバーの設定が間違っているか反映待ち
ホームページが検索にひっかからない原因の2つ目は、ドメインやサーバーの設定が間違えているか、設定の反映待ち状態であるということです。
新規に作成したサイトにおいては、そのサイトのドメインや設置サーバーの設定が間違えていたり、設定後の反映待ち状態だったりすることもあります。
新しく作ったばかりのサイトであれば、まずは丸1日待ってみましょう。
それでも表示されないという場合は、どこかの設定がおかしい可能性が出てきます。
新規サイト立ち上げ時によくあるケースとしては、
1.ネームサーバーの設定がまちがっている。
2.公開フォルダの設定がまちがっている。
3.FTPソフトを用いた場合のアップロード先が間違ってる。
などです。
やや専門的な部分もあるので、はじめて自分で対応したという人に多いミスですね。どこが間違っているのかわからなければ対処のしようがありませんが、とりあえずは最初からすべての設定が正しくできているかどうかの確認をしてみた方がいいですね。
どうしても自力では解決できないという場合は、一度弊社までご相談ください。
原因3.検索するキーワードが不適切(SEO対策不足)
ホームページが検索にひっかからない原因の3つ目は、検索するワードが不適切であるケースです。
例えばですが、自社で新たにダイエットサプリの商品を開発しホームページを作ったが、狙っている「ダイエットサプリ」で検索に引っかからないというようなご相談をうけることがあります。
これについては完全にキーワードの選定ミスですね。
他のライバルが強すぎる為に、自分のホームページが埋もれてしまっているという状況です。
例えばこういう場合は、自社の商品名で検索をしてみてください。まずはそれで検索にヒットするかどうか確認します。
もしこれでもヒットしなければ、上記1や2の原因が考えられます。
ただ自社商品名できちんと検索に引っかかって、上位表示されているのであれば、やはりキーワードレベルが高すぎたということになります。
こういったライバルが多いキーワードで検索に引っかかるようにするためには、しっかりとしたSEO対策が必要になります。
時間をかけながら、検索したら出てくる状態にホームページを育てていくということです。
もし自社完結が難しいということであれば、経験豊富なSEOコンサルタントが御社のホームページのSEO対策をアシストするSEOコンサルティングサービスをご利用ください。
原因4.「インデックスしないようにする」にチェックが入っている
ホームページが検索にひっかからない原因の4つ目は、「インデックスしないようにする」にチェックが入ってしまっているケースです。運用しているホームページがWordPressである場合は、確認しておくべき点があります。
それが以下の画像の矢印の部分(ダッシュボード<設定<表示設定)にチェックが入っていないかどうかです。
この部分にチェックが入っていると検索エンジンがサイトをインデックスしてくれません。つまり、ここのチェックが入ったままの状態では一生検索に引っかからないということになります。
もしチェックが入っていた場合はすぐに外して、その後Fetch as GoogleもしくはURL検査を行うようにしてください。
原因5.ペナルティを受けている。
ホームページが検索にひっかからない原因の最後5つ目はペナルティを受けているというケースです。
長く運営されているホームページが突然表示されなくなった場合は、何らかの原因でサイトがペナルティを受けてしまったという可能性も考えられます。
大きくはアルゴリズムによる自動のペナルティと、Googleスタッフによる目視の手動ペナルティに分かれますが、いずれにしても検索順位が大きく下がるか、もしくは圏外になり、最悪の場合はインデックスが削除されるケースもあります。
自動ペナルティの場合は判断が難しいですが、手動ペナルティの場合はサーチコンソール上に警告が届きますので、それが届いていればペナルティを受けたということがわかります。
なお手動のペナルティには低品質なコンテンツのペナルティ、リンクのペナルティの他、悪質なスパムペナルティというものも存在します。
これらのペナルティは、サイト内を改善し再審査を依頼することで解除されることもありますが、かなりの労力と期間を要することになりますので、普段の運営時から、このようなペナルティを受けることがないように気を付けておくことが大事です。
もし万が一、自動のペナルティも含め、何らかのペナルティを受けてしまったかもしれないということがありましたら、一度弊社まで対策案についてご相談いただければと思います。
ホームページが検索で引っからない原因と対策まとめ
以上ここまで、ホームページが検索に引っかからない、検索しても出てこないという場合の原因と対策方法について解説をしてきました。
最後のペナルティは少し厄介ですが、その他はいずれも対処しやすいものだと思います。ただよくわからず困っているというお問合わせが多いのも事実です。
ですので今回の記事を読まれて対策しても、ホームページが検索にひっかからない状態が続いてしまうという場合は、一度お問合わせください。状況をお伺いして最適な解決方法についてご提案させて頂きます。