今回はGoogle Search Console(グーグルサーチコンソール)の登録設定方法と使用方法の解説記事になります。
Google Search ConsoleはSEO対策においては必須のツールです。しかもそれが無料で使えるわけですから、使用しない理由がないですね。ただ、いざ登録しようと思ってもそのやり方が難しく、途中で挫折してしまう方も多くいらっしゃいます。
そこでこの記事では、2020年最新のGoogle Search Console登録手順を一つずつ、実際の画面の画像付きで解説していきます。ぜひご参考になさってください。
Google Search Consoleを使うためにはGoogleのアカウントが必要です。
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サーチコンソールの登録手順
1.まずはサーチコンソールの登録画面にアクセス
こちらのURLからGoogle Search Consoleの登録画面にアクセスできます。
↓↓↓
https://search.google.com/search-console/about?hl=ja
2.「今すぐ開始」をクリック
アクセスできたら、上部の左側にある「今すぐ開始」という青いボタンをクリックします。

サーチコンソールの登録画面
こちらのページにはサーチコンソールで何ができるのか?ということが軽く書かれていますので、はじめての人は一読しておくといいかも知れません。(たぶん書かれてあることは難しく感じると思いますが・・・)
3.登録したいサイトのURLを入力し「プロパティを追加」をクリック
「Google Search Consoleへようこそ」の画面になったら、登録したいサイトのURLを入力して「プロパティ」を追加をクリックします。Google Search Console上ではプロパティ=サイトのことだと思ってください。

Google Search Consoleへようこそ
ここに入力するURLは必ず「https://~」「http://~」の形にし、URLの最後は「/」にしておきましょう。
例)https://example.com/
4.その他の確認方法「HTMLタグ」のところをクリックして開く
「所有者の確認」というページになったら、「その他の確認方法」のところにある「HTMLタグ」をクリックして開きます。

所有者の確認ページ
FTPソフトなどを使い慣れている場合は、おすすめの確認方法に従って、手持ちのWebサイトにHTMLファイルをアップロードするやり方でもOKです。
その場合は該当するHTMLファイルをデスクトップかどこかにいったん保存したのち、FTPソフト(FFFTP、FileZillaなど)を使ってアップロードすることになります。
5.メタタグの部分を、自サイト内の指定箇所に貼り付ける
枠で囲われたHTMLタグを、サイト内の指定箇所に貼り付けます。なお貼り付ける場所や貼り付け方はワードプレスのテーマやサイト作成ソフトの仕様により異なります。

HTMLタグを貼り付ける
貼り付け箇所が見つからない場合は?
WordPressを利用していて、HTMLタグを貼り付ける箇所がわからない場合は、「All in One SEO Pack」というプラグインを利用すると便利です。
このプラグインをインストールし有効化してから、一般設定を開きます。その中の「ウェブマスター認証」というところ(赤枠内)にタグを貼り付ければOKです。
ただし、以下の解説を参考に「contetntの中身部分だけ」を貼り付けるようにしてください。
contentの中身だけを貼り付ける場合
ワードプレスのテーマ、また使用するプラグインによっては、「content=””の中の英数字だけ貼り付けて下さい」という指定のある場合があります。そのようなときは、

contentの中だけ
薄黄色の部分のみ貼り付ければOKということになります。タグを丸ごと貼り付けてしまうとうまく処理がされませんので注意してください。
6.サイト内の指定箇所に貼り付けし「確認」をクリック
サイトの内の指定箇所にHTMLタグを貼り付けることができたら、Google Search Consoleの画面に戻って「確認」をクリックします。

確認ボタンを押す
↓こういう表示になればOKです。

サイト所有権の確認完了画面
↓こういう表示(「所有権を確認できませんでした」)になる場合は、何かやり方を間違えている可能性があります。

サイト所有権の確認NG画面
7.OK画面になったら「プロパティに移動」をクリック
所有権が確認できた状態になったら「プロパティに移動」をクリックします。

プロパティに移動をクリック
8.このような画面になれば登録は完了です。

プロパティ画面
完了直後はまだサイトデータが収集されていないため、上記のように情報が表示されません。ですのでこの状態で1週間から10日程度放置しておき、データが蓄積されるのを待ちましょう。
アメブロにサーチコンソールを設定する方法
弊社のクライアントさんから質問を受けるのがアメーバブログ(通称:アメブロ)内にサーチコンソールを設定するやり方についてです。中でも、
「アメブロのGoogle Search Consoleは、どこから設定すればいいの?」
という質問が多いですね。今回はそんな声にお応えするべく、アメブロ内のサーチコンソール設定方法も合わせて解説しておきます。
アメブロのサーチコンソール設定は「外部サービス連携」から
アメブロにサーチコンソールを登録する場合は、ブログ管理の「設定・管理」から「外部サービス連携」をクリックします。

設定・管理から外部サービス連携へ
それから、「Search Console(旧ウェブマスターツール)と Google Analytics の設定」というタブをクリックして開き、コードを入力します。

アメブロにサーチコンソールを設定
このとき入力するのは、「content=””の中身(英数字)」だけになりますので注意してください。入力ができたら「設定する」をクリックしてください。そうすると、

アメブロ設定完了画面
このように「設定を保存しました」という画面になります。こうなればアメブロ側での設定は完了です。
アメブロでサーチコンソールの所有権が確認できない?
ここまでで、設定自体は完了なのですが、ここからが実は他のサイト(WordPressなど)と少し異なります。というのも、この手順でしっかりと設定を行ったとしても、100%の確率で以下の「所有権を確認できませんでした」という画面がでてしまうんですね。
ここまでの手順通りにもやってきたし、入力するのも英数字だけにしたはずなのになぜ設定できないの??と困惑してしまうと思うのですが、実はこれ、単なる「時差」の問題です。
通常のサイトやブログ(ワードプレス)の場合は、HTMLタグを設定して保存をすれば、そのタイミングですぐにGoogle Search Console側でも所有権の確認が出来る状態になります。
しかしながらアメブロに関しては、アメブロの設定管理でHTMLタグを登録してから、しばらく時間を置かないとサーチコンソールの方に認識されないんですね。
目安としては丸1日。アメブロ側の設定から24時間たったくらいでもう一度確認ボタンを押せば、無事OKになると思います。
それでもエラーになる場合は、やはりどこかに間違いがあるということなので、再度設定をやり直す必要がありますね。
サーチコンソールはSEOに必須のツール
以上、Google Search Console(グーグルサーチコンソール)の登録手順を図解してきました。
世の中にはこのGoogle Search Consoleが設定されていないサイトが星の数ほどありますが、少なくともSEOを意識したサイト運営をされるのであれば必須のツールだと言えます。
無料のGoogle Search Consoleを使用するだけで、SEOに必要なかなりたくさんの情報を得ることができるようになりますので、ぜひ忘れず設定するようにしてください。
なお設定したGoogle Search Consoleを使ったSEO対策のやり方については、SEOオンラインサロンで公開していますので、もしよければご参加ください。参加は無料です。