ホームページのレンタルサーバーを業者持ちにするデメリットとは

ホームページの制作を業者に依頼したとき、あわせてレンタルサーバーの契約まで業者の名義になっているケースがあります。制作から公開まで一括でおまかせできるので、そのときは楽に感じられます。しかし、この「業者持ちサーバー」には、あとから困りごとにつながる落とし穴が潜んでいます。

この記事では、レンタルサーバーを業者名義にしてしまうことで起こりうるデメリットを整理し、そのうえでおすすめの契約方法とレンタルサーバーをご紹介します。これからホームページを開設する方はもちろん、すでに業者名義で契約していて不安を感じている方にも役立つ内容です。

目次

レンタルサーバーを業者持ちにするデメリット

ここでは、サーバーを業者名義で契約した場合に起こりうる代表的なデメリットを、なぜ困るのかという理由とあわせて解説します。

1.管理画面やログイン情報にアクセスできない

契約者が自分ではないため、サーバーの管理画面やログイン情報を業者が握ったままになります。ちょっとした設定変更や、メールアドレスの追加といった作業でも、そのつど業者に依頼しなければならず、自分では何もできない状態になりがちです。急いで対応したいときでも、業者の返事を待つしかありません。

2.トラブル時にサイトが人質状態になる

業者との関係がこじれたり、契約を解除したくなったりしたとき、サーバーもデータも相手の手のなかにあるため、ホームページごと動かせなくなるおそれがあります。更新が止められる、データの引き渡しに応じてもらえないなど、事実上サイトを人質に取られた状態になりかねません。ビジネスの根幹であるホームページを他人に握られているのは、大きなリスクです。

3.料金が不透明になりやすい

本来のサーバー代に管理費や保守費が上乗せされ、実際の相場よりも高い金額を毎月払い続けているケースがあります。契約が業者名義だと、サーバー会社に支払われている本当の金額が見えないため、自分がいくら余分に負担しているのか判断できません。気づかないまま割高な費用を払い続けてしまう点に注意が必要です。

4.業者が廃業や連絡不通になると運用できなくなる

もし業者が廃業したり、担当者と連絡が取れなくなったりした場合、サーバーの契約者本人でない自分は手の打ちようがありません。契約更新やサーバー代の支払いが止まれば、ある日突然ホームページが表示されなくなることもあります。せっかく積み上げてきたサイトや検索順位を、一度に失いかねない事態です。

5.他社への乗り換えがしづらく価格交渉力を持てない

契約もデータも業者側にあると、別の制作会社やサーバーへの引っ越しが難しくなります。乗り換えという選択肢を実質的に取れないため、料金やサービス内容に不満があっても交渉する力を持てません。結果として、条件の悪い契約を続けざるを得なくなってしまいます。

6.ドメインやSSLまで業者名義だとさらに主導権を失う

サーバーだけでなく、ドメインやSSL証明書まで業者名義になっていると、ホームページの主導権をほぼすべて相手に預けた状態になります。とくにドメインは、ホームページやメールアドレスの住所にあたる大切なものです。これを他社に握られていると、いざ独立しようとしても身動きが取れなくなります。

7.サーバー環境を自分で選べずSEOに不利になることがある

プランやスペックを業者まかせにしていると、表示速度の遅い環境や、機能が限られたプランに固定されてしまう場合があります。ページの表示速度は、訪問者の使い心地だけでなく検索順位にも関わる要素です。自分でサーバーを選べないことが、知らないうちに集客の足かせになっているかもしれません。

業者がサーバーを持ちたがる背景には、顧客を囲い込みたいという意図がある場合もあれば、まとめて管理したほうが対応しやすいという善意のケースもあります。ただ、たとえ悪意がなかったとしても、契約者が自分でない以上、ここまで挙げてきたリスクは残り続けます。

解決策はサーバーを自分名義で契約すること

これらのデメリットを避けるいちばんの方法は、レンタルサーバーを自分または自社の名義で契約することです。サーバーとドメインを自分で押さえたうえで、制作や運用の作業だけを業者に任せる形にすれば、主導権を手放さずにプロのサポートも受けられます。

この形であれば、万が一業者との関係が終わっても、ホームページはそのまま自分の手元に残ります。別の業者に引き継いでもらうことも、自分で運用を続けることもできるため、いざというときの安心感がまったく違います。契約は自分名義、作業はプロにおまかせ、という役割分担が理想的です。

おすすめのレンタルサーバー

自分名義でサーバーを契約する場合、初心者の方でも扱いやすく、実績のあるサービスを選ぶことが大切です。ここでは、国内で高い人気を持つ二つのレンタルサーバーをご紹介します。どちらも同じ運営元が手がけているため、品質やサポート体制に安心感があります。

エックスサーバー

エックスサーバーは、国内で長い運用実績を持つ定番のレンタルサーバーです。安定した稼働と速い表示速度に定評があり、多くのホームページやブログで採用されています。困ったときのサポートや情報も豊富にそろっているため、はじめてサーバーを契約する方でも安心して長く使い続けられます。実績と安定を重視したい方におすすめです。

シンレンタルサーバー

シンレンタルサーバーは、エックスサーバーと同じ運営元が提供する、より新しいレンタルサーバーです。最新の技術を取り入れつつ、コストパフォーマンスを重視した設計になっています。これからホームページを始める方や、費用をおさえながら高性能な環境を使いたい方に向いています。運営元が同じなので、品質やサポートの安心感はそのままに、コスト面でのメリットを得やすいのが特徴です。

どちらを選ぶか迷った場合は、長期的な実績と安定を求めるならエックスサーバー、費用をおさえつつこれから始めるならシンレンタルサーバー、というように考えると選びやすくなります。いずれも自分名義で契約できるため、ホームページの主導権をしっかり手元に残せます。

まとめ

レンタルサーバーを業者名義にしてしまうと、管理画面にアクセスできない、トラブル時にサイトを人質に取られる、料金が不透明になる、乗り換えができないなど、さまざまなリスクを抱えることになります。これらを避けるためにも、サーバーは自分名義で契約し、制作や運用だけを業者に任せる形をおすすめします。

とはいえ、自分でサーバーを契約するのは少しハードルが高いと感じる方もいらっしゃると思います。当社では、お客様ご自身の名義でサーバーを契約していただいたうえで、制作から運用までをサポートするお手伝いをしています。ホームページの主導権を守りながら安心して運用したい方は、お気軽にご相談ください。

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